フリー
2010年1月5日
やっとこさ分厚い書籍を読み切りました。今回読んだ書籍は「フリー <無料>からお金を生みだす新戦略」です。帯には、いま、注目のフリーミアムとは?あなたがどの業界にいようとも、<無料>との競争が待っている。と記載されております。
書籍を読んだ感想としては、私がこれまでなんとなく考えていた内容が理路整然と書かれており、情報技術屋として改めてフリーを考えないと、この先は大変な状況になると予想できます。
無料でどうやって儲けることができるかずっと考えていましたので、すんなりと現在起こっているフリーの波を感じております。
その中で、中国は音楽関係の不正コピーが95%あるということです。しかし、ここにもフリーの新潮流が出ているとのことです。要は不正コピーを認めて、歌手はコンサートや関連グッズで儲けようということです。不正コピーが蔓延することで、歌手は広く多くの人気を手に入れ、コンサートや関連グッズで儲けるという仕組みですね。
はたして、これは良いのでしょうか?
良いと思います。既成概念では通用しない世の中になりつつあり、物質で商売している限りでは無料は難しいでしょうが、デジタルデータに変換できるものは、この先、コピーできるので、限りなく費用ゼロに近づくと思いますので、このようなビジネスモデルは有効であると思います。
例えば、日本では、不正コピーは法律違反です。しかし、不正ではなく、音楽そのものを無料とすることで、知名度をあげて、CDが欲しい人はCDを買ってもらい、無料でiPhoneで聞きたい人はネットからダウンロードできるようにすれば、ミュージシャンは他の商売で儲けることができるでしょう。
もちろん、著作権は放棄しません。そうなんです。オープンソースと同じ考えでビジネスが展開できるという意味になります。GPLなどのオープンソース・ライセンスは著作権を放棄しておりませんが、自由に使ってよいという仕組みと同じですね。
そこで、当社としても同じように無料で何か実験できないかなと思っておりますが、当社が開発して、まだ、世に公開していないシステムが沢山あります。
例えば、求人求職サイトです。よく似たサイトとしてはFindJobですね。これとほぼ同じシステムを開発しているのですが、使い道がありませんでした。
これを無料で運営し、有料でも特定の機能(新着マークや直メールなど)が欲しい方からお金を徴収するビジネスですね。
他にも色々とアイデアが出てきます。この業界にいて本当に良かったと思います。順次画期的なフリーの概念に基づいたサービスを提供できる余地があるので、この先、楽しみです。



